歪み改善エクササイズ辞典

硬くなった体側を伸ばす!簡単ストレッチで体の歪みをケア

Tags: 体側ストレッチ, 体の歪み, 姿勢改善, 腰痛予防, 簡単ストレッチ

体の歪みと見過ごされがちな「体側」の関係

日頃から体の歪みが気になっているという方は多いかもしれません。腰痛や肩こり、猫背など、様々な不調が体の歪みと関連していることがあります。私たちは体の前面や背面、股関節周りの硬さには気づきやすいですが、体の側面(脇腹から骨盤にかけての部分)の硬さは意外と見過ごされがちです。

しかし、この体側が硬くなると、体のバランスが崩れ、姿勢の歪みや腰への負担増につながることがあります。特に長時間同じ姿勢で座っていることが多い方は、体側が縮こまりやすい傾向にあります。

この記事では、硬くなりがちな体側を自宅で簡単に行えるストレッチで伸ばす方法をご紹介します。体側をケアすることで、体の歪みを改善し、より快適な毎日を目指しましょう。

なぜ体側が硬くなるのか?

体側が硬くなる主な原因は、日常生活での体の使い方の癖や姿勢にあります。

体側を伸ばすことのメリット

体側を意識的に伸ばすことで、以下のようなメリットが期待できます。

自宅でできる!簡単体側ストレッチ

特別な道具は必要ありません。自宅で気軽にできる簡単な体側ストレッチを2種類ご紹介します。ご自身のペースで、無理のない範囲で行いましょう。

1. 座ったまま体側を伸ばすストレッチ

椅子に座ったままでも、床に座っても行えます。仕事の合間やテレビを見ながらでも簡単にできます。

  1. 椅子に浅く座るか、床にあぐら、または片膝を立てて安定した姿勢で座ります。
  2. 背筋を軽く伸ばします。
  3. 息を吸いながら、片方の腕をゆっくりと真上に上げます。
  4. 息を吐きながら、真上に上げた腕の方と反対側に体をゆっくりと倒していきます。体側が心地よく伸びるのを感じましょう。脇腹から骨盤にかけてが伸びるイメージです。
  5. 目線は上げた手の指先を見るか、自然な位置で保ちます。
  6. そのままの姿勢で、ゆっくりと呼吸を3~5回繰り返します。
  7. 息を吸いながら体をゆっくりと起こし、腕を下ろします。
  8. 反対側も同様に行います。

  9. ポイント: 体を前に倒したり、後ろに反らせたりしないように注意しましょう。真横に倒すことを意識します。肩や首に力が入らないようにリラックスして行いましょう。

2. 立ったまま体側を伸ばすストレッチ

場所を選ばず、立ったまま行えるストレッチです。

  1. 足を肩幅程度に開いて立ちます。両手は体の横に自然に下ろしておきます。
  2. 息を吸いながら、片方の腕を頭の上に持ち上げます。もう一方の手は体の横に添えておきます。
  3. 息を吐きながら、頭の上に上げた腕の方と反対側に体をゆっくりと倒していきます。体側が心地よく伸びるのを感じましょう。
  4. そのままの姿勢で、ゆっくりと呼吸を3~5回繰り返します。
  5. 息を吸いながら体をゆっくりと起こし、腕を下ろします。
  6. 反対側も同様に行います。

  7. ポイント: 体を倒すときに骨盤が横にずれないように、体の軸をまっすぐ保つように意識しましょう。バランスが取りにくい場合は、壁や椅子などに軽く手を添えて行っても構いません。

ストレッチを行う上での注意点

まとめ

体側の硬さは、姿勢の崩れや腰痛など、体の様々な不調につながる可能性があります。今回ご紹介したストレッチは、自宅で簡単・無理なく行えるものばかりです。

「座ったまま体側を伸ばすストレッチ」「立ったまま体側を伸ばすストレッチ」を日々の習慣に取り入れて、硬くなりがちな体側を優しく伸ばしてあげましょう。体側が柔らかくなることで、体の歪みが改善され、より快適な体で毎日を過ごせるようになるはずです。ぜひ、今日から試してみてください。